冠詞を理解する 第16回 定冠詞は話し手からのシグナルである

みなさん、こんにちは。Chubby chopsです。
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。

前回までの授業で、可算名詞と不可算名詞、不定冠詞のお話をしてきましたが、今回からは定冠詞”the”のお話をしたいと思います。

まずは定冠詞”the”に関して、次のことを大前提として頭に入れましょう。

定冠詞とは、「あなたが知っているものについて話しますよ」という話し手から聞き手へのシグナルである。

これだけ聞いても何のことだか分からないと思うので、文中で具体的に考えてみましょう。
I went to a restaurant with my girlfriend last night. It was the first time I had been to the restaurant.
上の文の意味が分かりますか?

まずは、2つの文中で冠詞がどのように使われているかを見てみましょう。

最初のrestaurant(可算名詞)に不定冠詞の”a”が使われていることから、世界中にあるレストランのうちの「ひとつの、ある」(不特定の)レストランについて話していることになります。

2文目では、定冠詞”the”が使われています。ということは、先に述べた定冠詞の大前提に従うと、話し手は聞き手に「あなたが知っている”restaurant”ですよ~」というシグナルを出しているということです。

それでは、どうして話し手は聞き手がそのrestaurantを知っていると判断したかというと、話し手は既に1文目に出てきたrestaurant のことを話しているからです。

聞き手にとっても、この時点で自分が知っているrestaurantといえば、1文目で出てきたrestaurantのことになりますね。

したがって、”I went to a restaurant with my girlfriend last night. It was the first time I had been to the restaurant.”は、「昨日の夜、彼女と(ある)レストランに行ったんだけど、そのレストランに行くのは昨日が初めてだった」という意味になります。

restaurant

もしここで、どちらの文にも不定冠詞の“a”を使って、
“I went to a restaurant with my girlfriend last night. It was the first time I had been to a restaurant.”
と言ったら、どんな意味になるか分かりますか?

「昨日の夜、彼女と(ある)レストランに行ったんだけど、レストラン(というもの)に行くのは生まれて初めてだった」という意味になってしまいます。

最初に紹介した例文のように、定冠詞”the”は「既に話題に出てきたものに使う」と覚えている人は多いかもしれませんね。

しかし、この「既に話題に出てきたもの」を示すという定冠詞の使い方は、話し手が聞き手に「あなたが知っているものについて話しますよ」というシグナルを出す理由のひとつに過ぎません。

というのも、「聞き手が知っているもの」とは「既に話題に出てきたもの」以外にも存在するので、その他の理由でも定冠詞が使われるからです。

もし、「定冠詞=既に話題に出てきたものに使う」と暗記されている方は、まずその前提として定冠詞は「あなたが知っているものについて話しますよ」という話し手から聞き手へのシグナルだということを頭に入れておきましょう。

シグナル
the=「君が知っているものだよ~」というシグナル

次回以降に、「既に話題に出てきたもの」以外に定冠詞を使う理由をご紹介します。

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冠詞を理解する⑯” への2件のコメント

  1. 先生〜☆いつも補講、ありがとうございます。
    家庭訪問☆もありがとうございました♫

    あれ〜れ?
    × じゃなくて、△もらってもいいですか?
    からにゃんズEnglish 侮れない(≧∇≦)ずーずーしいですね(笑)

    先生のおかげで、英語が好きなるかも♡

    • からにゃんさん、コメントありがとうございます^^

      不正解ではありませんので、△あげますね~
      また次回も出席してくださーい♪

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