冠詞を理解する 第18回 定冠詞の使い方③

みなさん、こんにちは。Chubby chopsです。
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。

前々回の授業から定冠詞”the”のお話をしていますが、定冠詞の大前提はもう頭に入っていますか?

定冠詞とは、「あなたが知っているものについて話しますよ」という話し手から聞き手へのシグナルでしたね。

また、話し手はなぜ聞き手がそのものを知っていると判断するかというと、「既に話題に出たものだから」もしくは「状況やお互いの持つ知識から判断してひとつしかないから」という理由をご紹介しました。

今回はまず、次の2つの文を読んでみてください。
① The moon was shining brightly.
② How many moons does Jupiter have? Jupiter has at least 63 moons.

①と②の両方に”moon”という単語が含まれていますが、①では”the moon”、②では”moons”となっています。この2つの意味の違いが分かりますか?

まず①では定冠詞の”the”を使っていますから、話し手は「聞き手が知っている”moon”」について話していることになりますね。

それでは、どうして話し手は「聞き手が知っているもの」だと考えたのでしょうか?

ここでは前に文があるわけではないので、「既に話題に出たもの」ではありません。となると、「状況やお互いの持つ知識から判断してひとつしかないから」でしょうか。

ここでは、定冠詞”the”を使うことで「あなたが知っている、”あの唯一の”moon」つまり、”the moon”は「月」のことを示しているのですね。

地球の周りを回る”唯一”の衛星が「月」=”the moon”という考え方です。

the moon

一方、②では”moons”という複数形が使われていますが、定冠詞の”the”が使われていませんので、一般論としての”moon”について話していることになります。

では、一般論としての”moon”とは何を指すのでしょうか?文中から考えてみましょう。
How many moons does Jupiter have? Jupiter has at least 63 moons.

“Jupiter”とは「木星」のことですから、「木星にはいくつ”moons”がありますか?」「木星には63以上の”moons”があります」

木星が63以上持っているものといえば、そう、「衛星」のことですね。

Jupiter

つまり、一般論としての”moon”とは「衛星」のことを指します。

“moon”=「月」と覚えていた方は多いかもしれませんが、不定冠詞を使った”a moon”や複数形の”moons”は、一般論としての”moon”、つまり「衛星」のことになります。

ですから、もし地球の唯一の衛星である「月」について話したい場合は、「あなたが知っている、あの唯一の”moon”ですよ」という”the moon”になると覚えておきましょう。

(ただし、「三日月」や「満月」、「新月」のように「さまざまな種類の月」があると考える場合は、不定冠詞の”a”を使います。例: a crescent moon, a full moon, a new moon, a blue moon)

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