冠詞を理解する 第21回 普通名詞と固有名詞

みなさん、こんにちは。Chubby chopsです。
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。

これまで数回にわたって定冠詞のお話をしてきましたが、定冠詞を理解するためには「普通名詞」と「固有名詞」という概念も理解する必要がありますので、今回はその2つの名詞の種類について考えてみたいと思います。

まず、普通名詞とはどんなものでしょうか?

普通名詞とは、「同じ類に属する個物なら,そのどれにも通じて適用される名称を表す名詞」(大辞林)です。例えば、本や机、猫、木などが普通名詞にあたります。(英語では普通名詞のことを”common noun”と呼びます)

pen左の写真のものはいずれも”pen”と呼ばれる種類に属するもので、”pen”という名前は普通名詞にあたりますね。

もし誰かに”Do you have a pen?”と聞かれたら、「ペン(と呼ばれるものならどれでもいい)を1本持っていますか」という意味になります。

一方、先日ご紹介した“The pen which you gave me doesn’t work.”という文は、「君が僕にくれたペンがつかない」という意味で、「君が僕にくれたペン」という特定のペンについて話しています。

このように”pen”という普通名詞で呼ばれるものの中から「不特定の”pen”」を示す場合に不定冠詞の”a”を使い、「特定の”pen”」を示す場合に定冠詞の”the”を用います。

では次に、固有名詞について考えてみましょう。

固有名詞とは、「同じ種類に属する他のものから区別するために,そのものだけに付けた名を表す語。人名・地名・国名・書名・曲名・会社名・団体名などの類」(大辞林)です。

英語では、固有名詞のことを”proper noun”と呼ぶのですが、この”proper noun”には”John”(人名)や”Moscow”(地名)、”Japan”(国名)などが含まれます。

Countable_cat

左の写真の猫さんは、以前ブログに登場した猫さんです。みなさん覚えていますか?

左の仔は「猫」(cat)という種類に属するものですから、What’s this?(これは何ですか?)と聞かれたら、It’s a cat.(一匹の猫です)と答えることができます。

また、私はこの猫さんを「もぐもぐもぎー」と名付けましたので、この「もぐもぐもぎー」が固有名詞と呼ばれるものです。この仔の名前を知っている私は、”It’s a cat.”というかわりに”It’s Mogu Mogu Moggy.”ということもできます。

“It’s a Mogu Mogu Moggy.”や”It’s the Mogu Mogu Moggy”のように冠詞は必要ありません。

というのも、この”Mogu Mogu Moggy”という名前は、この写真の猫だけに付けられた名前(固有名詞)だからですね。

もし”It’s a Mogu Mogu Moggy.” のように不定冠詞の”a”を使った場合、「猫」や「犬」のように「もぐもぐもぎー」と呼ばれる種類のものが存在して、その中の1匹のように聞こえてしまいます。また、”Mogu Mogu Moggy”はこの猫固有の名前ですから、”the”をつけて特定する必要もありません。

「英語の固有名詞には冠詞がつかない」と聞いたことがある人もいると思いますが、固有名詞はあるひとつの物や人にだけに付けられた名前なので、その名前自体に冠詞の役割(one and only)が含まれているからだと考えることができるでしょう。

ただし、一点だけ注意していただきたいことは、固有名詞だからといって必ず冠詞がつかないというわけではありません。次回以降に固有名詞でも冠詞がつく例をご紹介しましょう。

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