冠詞を理解する 第23回 固有名詞に定冠詞が必要な例~その②

みなさん、こんにちは。Chubby chopsです。
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。

上の写真はロンドンにある「大英博物館」の中の様子ですが、大英博物館は英語で何と呼ばれるかご存知ですか?

大英博物館は英語で”The British Museum”といいます。

前回ご紹介した“The Shard”と同様に、”The British Museum”という名前にも”The”という定冠詞が含まれていますが、これはなぜでしょうか?

まず、”British Museum”は、”British”と”museum”という二つの単語で成り立っています。

“British”とは「イギリスの」という意味の形容詞で、”museum”は「博物館」という意味の名詞ですから、”British museum”で「イギリスの博物館」という意味ですね。

もし”British museum”(イギリスの博物館)と言われたら、イギリスには博物館がたくさんありますので、どの博物館のことを言っているのか分かりません。

そこで「あなたも私も知っている”あの”イギリスの博物館」を指すために、定冠詞の”the”を使って”The British Museum”と呼びます。

つまり、”British”という形容詞と”museum”という普通名詞に、定冠詞の”the”をつけることで固有名詞を作っていることになります。

同様に、次のような建物も”The+形容詞+普通名詞”という形で固有名詞になっています。

例:The Empire State Building, The White House, The Royal Festival Hall, The Eiffel Tower

「ホワイトハウス」の場合、冠詞をつけずに”White house”と言ったら、ただの「白い家」という意味でしかありませんので、「誰もが知っている、あのホワイトハウス」という意味にするために定冠詞の”the”を使います。

上に挙げた例の中の4つ目、”The Eiffel Tower”とはどのタワーのことかご存知ですか?

“The Eiffel Tower”とは、パリのエッフェル塔のことで、英語では「ジ・アイフルタワー」と発音します。

この”The Eiffel Tower”という名前は、Gustave Eiffelという設計士の名前から付けられましたので、”Eiffel Tower”という名前は「名詞+名詞」という形で成り立っています。

しかし、”Eiffel”というひとつめの名詞は”Tower”という普通名詞を修飾するために形容詞的に使われています。

そのため、”The British Museum”や”The White House”と同じように、定冠詞の”the”を使って”The Eiffel Tower”という固有名詞の働きをしているのですね。

ここで今回も注意していただきたいことは、”形容詞+普通名詞”だからといって必ずしも”the”がつくわけではないということです。

次回の授業では、”形容詞+普通名詞”でも”the”がつかない例をご紹介します。

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