冠詞を理解する 第8回 I like dog.はどんな意味?

みなさん、こんにちは。Chubby chopsです。
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。

前回の授業では、”chicken”と”chickens”の違いについて解説しましたが、今回は、”dog”と”cat”という単語について考えてみたいと思います。

“dog”といえば「犬」、”cat”といえば「猫」のことですね。

前回までに紹介した”cow”や”pig”と同じように犬や猫は動物ですから数えることができます。
dog(犬):a dog、two dogs
cat(猫):a cat、two cats

では、「私は犬が好きだ」または「私は猫が好きだ」は、何と言えばいいでしょうか?

“dog”や”cat”を複数形にして、”I like dogs.”または”I like cats.”と言います。

“dog”や”cat”などの数えられる名詞を複数形にすると、2匹や3匹といった複数の対象物を表すだけでなく、全部の犬または猫をひっくるめた「犬全般」や「猫全般」を表すこともできます。

もしここで”dog”や”cat”を複数形にせずに、”I like dog.”もしくは”I like cat.”と言った場合、ネイティブはどんなイメージをするか分かりますか。

“dog”や”cat”に不定冠詞の”a”や複数形の”s”がついていませんので、”dog”や”cat”を数えることができないものとして話し手は捉えていることになります。

前回の”chicken”という単語で説明した通り、可算扱いの「動物」を不可算扱いにすると「肉」を指すことになるのでしたね。

ですから、”I like dog.”と言ったなら、「私は犬の肉を食べるのが好き」もしくは「犬の味が好き」という意味になってしまうのです。

日本人にとっては、”I like dogs.”と”I like dog.”は同じ意味に感じられるかもしれませんが、英語のネイティブスピーカーにとって2つの文章はまったく違う意味になります。

それでは、次の文はどんな意味になるでしょうか?
There was dog all over the motorway.

“dog”には、不定冠詞の”a”も複数形の”s”もついていませんので、”dog”は不可算扱い=「犬の肉」という意味になります。

したがって、「高速道路一面に犬の肉があった」という想像するのも恐ろしい意味になります。

この文を”There were dogs all over the motorway.”のように、”dog”を複数形にすると、可算扱いの「犬」を意味しますので、「高速道路一面に(複数の)犬がいた」という意味に変わります。

これまで可算名詞と不可算名詞に対する考え方をしつこいほどに説明してきたのは、ネイティブにとってはこれほど大きな違いがあるということを伝えたかったからです。

英語を話すときに、自分がある名詞を可算扱いにしているのか、不可算扱いにしているかを気にしていなかった人は、話すときに意識するようにしてみてください。

今後、可算扱いの場合と不可算扱いの場合の冠詞の使い方を順に説明していきますが、名詞の可算、不可算の違いを理解しておくと、冠詞も理解しやすくなりますよ。

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冠詞を理解する⑧” への2件のコメント

  1. 全然知りませんでした ^^;
    ホントにためになるぅ~
    今日も 勉強になりました 

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