きほんの英語 第4回 現在形を使ってみよう

みなさん、こんにちは。Chubby chopsです。
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。

これまで3回にわたって、他動詞、自動詞、前置詞についてのお話をしましたが、今回からは「時制」について考えてみたいと思います。

まずは、下の文章を読んでみてください。
I live in Japan. (私は日本に住んでいます)
I like cats. (私は猫が好きです)
I hate horror movies.(私はホラー映画が嫌いです)

上の英文はいずれも「現在形」という時制が使われています。

「現在形」と言われると、「今この瞬間の出来事」について使うように聞こえますが、そうではなくて、「今もそうであるし、これからもそうであろう」という状態や事実について使います。

また、

I go to bed early on Sunday night. (私は日曜の夜は早めに就寝します)
I play tennis every Saturday. (私は毎週土曜日にテニスをします)
I listen to the radio in my car. (私は車の中でラジオを聞きます)

上の例文のように、毎日や毎週するような「習慣」を表す場合にも現在形を使うことができます。

前回の授業で、自動詞と前置詞の関係についてお話しましたが、上の”I go to bed…”という例文に注目してみてください。

“go to bed”という表現はみなさん聞いたことがあると思います

「なんで”go to a bed”や”go to the bed”のように冠詞がつかないの?」と疑問に感じたことのある人はいませんか。

もし、”go to the bed”と言った場合、物として存在する「特定のベッドのところに行く」という意味になり、「寝る」という意味は含まれません。一方、”go to bed”とは慣用句(習慣的に長く使われてきた言い回し)で、物質的なベッドのところに行く、という意味ではなく、「寝る」「就寝する」という意味になります。

“go to bed”と同じような慣用句として、”go to school”や”go to church”、”go to prison”、”go to hospital”が挙げられますが、学校や病院などの本来の目的のためにそこへ行く場合にこれらの慣用句が使われます。

“go to bed”の「ベッド」の本来の目的は「寝る」ためのものですから、”Go to bed!”と言われたら、ただベッドに行けばいいわけではなく、「寝なさい!」と言われているのです。

また、”go to school”の”school”(学校)の本来の目的は勉強することですから、学生として勉強するために「学校へ行く」ときに”go to school”という慣用表現を使います。例えば、I go to school five days a week.(私は週に5日学校へ行きます)といえば、「私」は「学生として学校へ行く」ということです。一方、あなたが親で子供を迎えに学校まで行ったときは、”I went to the school to pick up my daughter.”のように冠詞をつける必要があります。「私」は親ですから、勉強するために学校へ行くわけではありませんので”go to school”という慣用句は使うことができませんね。そのため、具体的な「学校」という建物へ行くという意味で”go to the school”となります。

同様に、church(教会)の本来の目的といえば「礼拝する」場所ですから、”I go to church every Sunday.”といえば「私は毎週日曜日に礼拝に行く」という意味になります。一方、「礼拝」意外の目的で「教会」という建物に行く場合は、”go to a church”や”go to the church”となります。

さらに、”prison”(刑務所)の本来の目的は「犯罪者を収容する」場所ですから、犯罪を犯した場合に”He went to prison (もしくはwas sent to prison)for six month.”(彼は6か月間投獄された)となります。しかし、自分が犯罪者ではなく、囚人を尋ねるために刑務所へ行くような場合は、”I went to the prison to see him”(彼に会うために刑務所へ行った)となりますね。

なお、”go to hospital”だけはイギリス英語とアメリカ英語で違いがありますので以下の注意が必要です。

イギリス英語では、hospital(病院)の本来の目的である患者として「診察を受ける」場合に”go to hospital”という慣用句を使います。(例: He was injured and had to go to hospital. 彼は怪我をして病院に行かなくてはならなかった) 一方、自分が患者ではなく、誰かのお見舞いで病院を行く場合は、”go to the hospital”となります。(例: I went to the hospital to visit my brother. 兄のお見舞いに病院へ行った)

しかし、アメリカ英語では”go to hospital”という慣用句は使われないので、自分が患者として病院に行く場合も、お見舞いに行く場合も、どちらも”go to the hospital”といいます。

今回はここまでです。次回も引き続き現在形のお話をします。

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きほんの英語④” への9件のコメント

  1. いつも勉強になります。これからもブログ読ませていただきます。

    さて、今回の「the」のように「a」もしくは「an」も付けたり付けなかったりすることがあるのでしょうか。

    • コメントありがとうございます。
      不定冠詞の”a”と”an”は、特定しない「ある~」「ひとつの~」を示したい場合に使うのですが、
      これらを付けなかった場合、話し手が意味することが完全に変わってしまいます。
      不定冠詞を付けるか付けるかでどのように意味が変わってくるかは、別の回で詳しく解説したいと思いますので、少々お待ちください。

  2. ありがとうございました。
    ひとつひとつ勉強させていただくことにします。
    私は本当に英語が苦手で、今は苦手すぎて困ってます。(苦笑)
    なので、本当に解りやすく解説していただいて、
    少しずつ克服できる気がしています。
    これからも、ブログ読ませていただきます。

  3. アメリカでは「病院へ(診察を受けに)行く」は”see a doctor” がよく使われていたので、慣用句としての”go to hospital” がないのかも知れないですね。”Go to the hospital” は、どちらかというと「入院する」という意味にメインで使っていたような気がします。よく、病院で診てもらったら?と言うつもりで、”you had better go to the hospital” と、「入院した方がいいよ」と気が付かずに言っていました 笑

    • コメントありがとうございます。
      そうですね、何か深刻な状態の場合に”go to the hospital”、
      何か気がかりなことがあって、ちょっと診てもらおうかな、というときは”see a doctor”というイメージがあります。
      追加の情報として、次回の補講でもう少しこのあたりに触れさせていただきますね。

  4. ずっと知りたかった事です!!色んな人に聞いても慣れだねっとしか言われなかったモヤモヤとれました:)))

    • yuiさん、コメントありがとうございます。
      お悩みを解決できたようで嬉しいです。
      他にも疑問に思っていること等ありましたら質問を送ってくださいね!

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