きほんの英語 第6回「リンクの”be”」でリンクする
みなさん、こんにちは。Chubby chopsです。
いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。
今回は、”be動詞”のお話をしたいと思います。
“be動詞”といえば、”My name is Amy.”の”is”や”He is watching TV.”の”is”のことですね。
日本語ではどちらの”is”も”be動詞”として片づけられてしまうことが多いのですが、実は上の二つの”is”は別の機能を持っているので、それぞれの違いについて説明したいと思います。
まず初めの”My name is Amy.”の”is”は、英語で”linking verb”と呼ばれるものです。
“verb”は「動詞」という意味なので、動詞の一種だと分かりますね。
“linking”の”link”といえば、ブログをやっている皆さんなら一度は他のサイトやブログに「リンク」したことがあると思うのですが、「結びつける」もしくは「関連付ける」という意味です。
つまり、”My name is Amy.”の”is”は”My name”という主語と”Amy”を結びつけているのです。
当授業では、その役割を果たす”be”を「リンクの”be”」と呼びたいと思います。
では、皆さんはどんなときにご自身のブログから他のサイトへの「リンク」を張りますか?
ご自身のブログに書いた内容の情報源や、さらに詳しい情報がのったサイトへリンクを張るのが一般的かと思います。
リンクの”be”も同様に、主語と「主語に関する情報」をリンクするために機能してくれます。
例えば、本サイトにリンクを張る場合、(a href=”http://englishcafe.main.jp/englishlounge/” target=”_blank” title=”” class=””)という長~い暗号のようなものが必要ですが、英語の場合は「リンクの”be”」がその役割を果たしてくれます。
ただ、このリンクの”be”は主語に合わせて形が変わりますのでそれだけは覚えてくださいね。
現在形を作る場合、
I am …
You are …
She is …
He is …
It is …
They are …
過去の情報にリンクするための過去形を作る場合、
I was …
You were …
She was …
He was…
It was …
They were …
※リンクの”be”の”be”とは、これらすべての原形(変化する前の形)です。
それでは具体的に、リンクの”be”を使ってどのような情報にリンクできるか見てみましょう。
He is my brother.(彼は私の兄だ)=主語とイコールのもの
I am ready.(私は準備ができている)=主語の状態
You are kind.(あなたは親切ですね)=主語の態度や振る舞い
She is thirty.(彼女は30歳だ)=主語の年齢
The bag is 3,000yen.(そのバッグは3000円である)=主語の値段
上の例文のように、”brother”のような名詞、”ready”のような形容詞、”thirty”のような数字にリンクの”be”を使って主語とリンクすることができます。
ちなみに、リンクの”be”でリンクされる情報を日本語では「補語」と呼んでいます。
今日はここまでです。
Remember! リンクの”be”は、主語に関する情報をリンクする。
次回は、もうひとつの”be”が登場する「現在進行形」についてお話しましょう。