【英検対策】英字辞書の読み方(前編)

こちらは以前アメンバー限定記事でご紹介した英字新聞の読み方に関するまとめのページです。

英語の語彙力を増やすために、単語集や熟語集で勉強をしている人が多いようですが、私は個人的にその方法をおすすめしていません。

単語集や熟語集はあくまで単語や述語の羅列にすぎませんので、その単語や熟語が実際にどのような文章で使うことができるのかを理解するのが難しいからです。

単語や述語は文脈の中で覚えることが大切です。

そこで、私がおすすめしたいのが英字新聞を読むことです。

こちらは私が翻訳の仕事を始める前に作ったオリジナルの参考書です。
newspaper_1 newspaper_2
上2枚の写真はイギリスの新聞『Guardian』の記事を印刷したものです。

『Guardian』はインターネット上で記事を無料で読むことができますので、そこにある記事をプリントアウトします。当サイトの上記メニューからもリンクがありますのでご利用ください。

見えにくいとは思いますが、記事の中に黄色くマーカーしてある箇所が、私が知らなかった単語や熟語です。かなり黄色い箇所がたくさんありますね。

そしてその余白には、その単語や熟語の意味が英語で記してあります。意味は英英辞書からとってきたものです。

※chubby学級のみなさんの中で英英辞書を使っている人は少ないかもしれませんが、早い時期から英英辞書に切り替えることをおすすめします。

「英字新聞を読むのは難しいでしょう?」と思っている方が多いと思いますので、具体的にどのように英字新聞を読みながら、語彙を増やしていくかをお話しましょう。

まずは、どの記事を読むのかを決めなくてはいけません。

ウェブサイトの最初に目につくトップニュースでもよいのですが、まず最初は自分の興味のある記事から読むとよいでしょう。

上の写真に写っている記事は、
Long life and happiness in Japan’s sunshine isles』 という見出しで、

サブタイトルが以下の通りです。
Okinawa is part of Japan – but with the best bits of other Asian neighbours added in

これは2010年1月31日の記事です。

当時、私はイギリスで日本への観光をPRするお仕事をしていましたので、英語で書かれた日本に関する記事をかたっぱしから読んでいました。

ではさっそく具体的に記事の内容を見てみましょう。

We were halfway to Coconut Moon, a beach bar owned by Kiyomasa Higa, Japan’s godfather of rock, when the taxi radio crackled into action. Coconut Moon was shut, having conceded defeat to Typhoon Lupit. The locals had been praying for rain and they’d got it. Lupit, the first typhoon of the year, arrived in Okinawa about two hours after we did. But while typhoons have scant regard for tourists, our driver had it sussed.

黄色の箇所は私がマーカーしたところです。下線も引いています。

まず最初の赤字、”crackle”の意味が分からないとします。この部分をマーカーしてください。

次に英英辞書で”crackle”の意味を調べます。
“crackle”は”to make a lot of short, dry, sharp sounds”となっていますので、それを記事の余白に記入します。

意味と合わせて、辞書の例文も読みましょう。
“The radio started to crackle.”という例文がありました。

記事の中ではどのように使われているかというと、
“when the taxi radio crackled into action.”となっています。

辞書の例文と似ていますね!主語が同じ「ラジオ」です。
「タクシーのラジオがcrackle(短くて鋭い音を立て) into action(鳴りはじめ)た」というイメージですね。

crackleの意味を英和辞書で調べると、「バチバチ音をたてる」となっています。

このように日本語の意味だけを単独で覚えるよりも、文章の中で理解したほうがイメージしやすいと思いませんか?

英字新聞と英英辞書を見比べることで、単語の使い方がぐっと理解しやすくなりますし、間違った使い方を避けることができます。

参考までに最初の一文を訳してみましょう。
We were halfway to Coconut Moon, a beach bar owned by Kiyomasa Higa, Japan’s godfather of rock, when the taxi radio crackled into action.
タクシーのラジオが雑音を立てながら鳴りはじめたとき、
僕たちはココナッツムーンという海岸にあるバーに向かう途中だった。
そのバーのオーナーはヒガ・キヨマサという日本におけるロックの創始者だ。

なお、Weblioで”crackle”の学習レベルの目安は、「1級以上合格に覚えておきたい単語」
となっていますので、Guardianなどの英字新聞を読むことで英検でおさえておくべき単語が身につきますね。

後半へ

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